トピックス・2001年10月6日
林司法書士・土地家屋調査士事務所

職場体験学習!


 
10月4日、5日の両日、中学生3名が職場体験学習で林事務所に訪れてくれました。初めての受け入れとあって、事務所のスタッフも何を教えたらいいのか、何をしてもらったらいいのかと 、カンカンガクガクの議論をし、一応の受け入れ準備を整えました。

 初日。3名とも遅れることなく出勤し、まず一安心。みんなと清掃の後、朝礼です。自己紹介は互いに少し緊張した面もちです。「大きな声で話しましょう。」という一幕もありました。
 「登記とは、どのようなことか。」「司法書士はどのような仕事をしているのか。」「事務所での注意事項。」等の説明をし、接客の仕方について女性事務員が教え、即実践です。お茶くみからはじまりました。お客様は、 制服姿の中学生を見て、「うちの子も行っているんですよ。」とか、「うちの会社にも○名の中学生が来ているんですよ。」とか話題はもっぱら体験学習です。帰りがけには、「皆さん、がんばってね。」と、暖かい声 で励ましていただきました。
 次は、建物の測量です。現場では、「境界標がない場合は、どのようにして境界をみつけるのですか。」という専門的な質問もとびだし驚きました。3名とも一生懸命学ぼうという姿勢が随所に見られ非常に好感が持て ました。教える方も熱がこもってきます。
 昼からは、法務局へ行きました。大人でも行く機会はめったにないので、ぜひ一度見てもらおうと以前より考えていました。登記事項証明を申請し、受け取る体験をしてもらいました。また、 支局長をはじめ職員の皆様にいろいろご配慮いただき、学生達も非常に感謝していました。ありがとうございました。

 2日目は、CAD(コンピュータによる図化機)を利用して、初日に測量した建物の図面を作成する作業が中心です。また、デジカメで撮った写真の印刷も行いました。 一度の説明で理解し、機器をすぐ使える子供達の記憶力、理解力はすばらしく、うらやましい限りです。その間にも、電話の受付、来客の接待等があり、あっという間に時間がたってしまいました。

 たった2日間でしたが、事務所のスタッフも、人を教えるというすばらしい体験をさせていただきました。ありがとうございました。この事務所を訪れてくれた理由を聞くと、「弁護士になりたい。」「司法書士になりたい。」「将来、法律に携わる仕事に就きたい。」ということでした。自分の大きな夢に向かってがんばってください。



Copyright (c)2001 Yoshihiko Hayashi